家族でツアー!道南いさりび鉄道「おでん列車」に乗ってきた!! (P3/3)
席に戻るとテーブルには、道の駅のレストランどうなんde'sのジェラートと、こっぺん道土の塩パンが4人分用意されていました。
ジェラートの粒がキラキラして美しいです。
塩パンは深みのある味わいの「みそぎの塩」が効いたカリカリのコッペパンで、ジェラートと一緒に食べたら無限ループ!
しかし車内のBGMは、聞いたことのないアニメソングのような曲。
「キーコ!」が何度も聞こえるのでキーコの歌のようですが・・・?!
木古内町の方々が見送りに来てくださっていました。
サラキ岬♪ とかおいしいお肉~♪ とか歌詞に出てくる、キーコが体操しているようなコミカル曲を聴きながら出発!
謎のBGMは、木古内町のPR用に作られたキーコのテーマソングだと説明がありました。
揺れている「おでん」のちょうちんを
「ちょうちんも踊っているね」
と指さす息子。なかなかの詩人だな(笑)ホント曲に合わせて赤いキーコと踊っているみたいだ (o´艸`)
そして夜景列車のように、車内の照明が落とされました。
外には満月!まだ灯りの少ない木古内の海に映っています。
この後、ツアー参加者みんなでじゃんけんゲーム大会!
全員で一斉にじゃんけんして、司会の春井さんに勝った人は、選べるいさ鉄グッズほかお土産がゲットできるという企画です ٩(ˊᗜˋ*)و
ウチの4人のの中で最初に勝つことができた娘はポストカードを選びました。
そこはキーコのCDだろ~~~!!と突っ込んだところ、息子が勝ってCDゲット。
カーサンは最近お店で見なくなったいさ鉄のふせんをいただきましたよ。
こういうお客みんなで参加するイベントって、温泉旅館のビンゴみたいですごく楽しかった。
ガイドさんや添乗員さんがいる団体旅行って、学校を卒業するとなかなか行くこともないので新鮮ですね~。視聴者参加型番組みたいだ(笑)
あっという間に時間が過ぎて、明るい函館駅のホームに戻ってきました。
時刻は夜8時。久しぶりの夜のお出かけでした。
振り返ると、後ろのドアから荷物を降ろしていたのは木古内道の駅の吉川さん。
さっき横断幕で出迎えしてくれてなかったか??瞬間移動?!
・・・のはずはなく、木古内を発車したあとこの列車がゆっくり2時間かけて函館に戻ってくる間に、追い越して片付けにきていたのでしょう。
こんなふうに支えてくれる人たちのお陰で、楽しい時間が過ごせたんだと今日も思いました。
函館駅の改札では添乗員さんが参加者みんなが通るのを待っていました。
本当に楽しい時間をありがとうございます。
道庁さん木古内での爆買いをありがとう。
持ち帰った海鮮丼2つは帰宅してすぐ、大量のお土産はこのあとゆっくり美味しくいただきました。
これは座席表とツアーのガイドブック、頂いたパンフレット。
ガイドブックは28ページの冊子で、去年のながまれ海峡号のときより厚くなり、お店の紹介が増えているようですが 絶対コレ、いさ鉄の人が手作りしていると思います。
それに木古内や北斗市や函館のたくさんの方々が協力して、おいしいものを提供してくれたり、盛大に見送ってくれたり・・・
やっぱり今回もお金より手間がかかっている、いさ鉄やたくさんの人の愛が込められたツアーだなあと思いました。
次はまた今年の夏、バーベキュー付のながまれ海峡号に乗りたい!!
***
ところでこのツアーは、北海道オプショナルツアーズ で予約すると参加できます。
しかし春~秋の期間に隔週で運行されるバーベキュー付きツアーと違って、おでん列車は滅多に走りません。気づけば終わっているという感じ・・・
なので 道南いさりび鉄道のホームページ で運行情報をチェックするのがオススメです!(冬~春に実施されるようですよ。)
※旅費の割引&1人2,000円のクーポンがもらえる 「どうみん割」 は今回乗車時点のサービスです。
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「ながまれ海峡号」についてもっと知りたい方には!
書籍 〝日本一貧乏な観光列車〟が走るまで「ながまれ海峡号」の奇跡 がオススメ。
手作り感あふれるこの観光列車がどのようにして生まれたか、書かれていますよ♪
*** 余談 ***
今回はロングシートを利用するお客さんはいませんでした。
函館駅の出発前、ホームに停まっているながまれ海峡号に、どう見ても通学?というような学生さんが2組乗り込んできて、ロングシートに座りました。
カーサンたちはロングシートの近くのボックス席にいて、大丈夫かな・・・間違って乗ったんじゃないかな・・・?と思いながらも声をかけられずにいました。
しかしこの列車、イカの飾り付けやら大漁旗やら、「おでん」ののれんやら提灯まで飾り付けられていて、どう見ても普通の列車じゃありません。
なのにどちらの学生さんも、しばらくの間(添乗員さんに声をかけられるまで)普通に座っていました・・・
つまり、学生の彼らから見たら、いさ鉄は何が飾ってあってもおかしくない、と思われているのではないか・・と感じざるを得ません。
「いさ鉄なら何でもアリ」と若い人に受け止められているのだとしたら、それもまた一つのいさ鉄のステータスなのではないか?!などと思ったカーサンでした。(←そうか?)
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